さと様、占いタウンの月下輝政です。
今回の御相談内容は私が有資格者の為、メンタルケアの観点と四柱推命の観点から、現実的な考え方も含めた鑑定結果をお伝えします。
ちなみに、お伝えするレベルは当店での有料鑑定レベルの内容になります。
このレベルの問題は、占術の観点だけで軽はずみにお答えできる内容のご相談ではないと私は理解しております。
□私からまず今後の考え方についてアドバイスをさせていただきます。
介護施設のケアマネとしてのご経験や、現在の状況についてお話ししていただき、ありがとうございます。非常に難しい状況に置かれていることが伝わってきます。
施設長の役割は大変重要であり、責任も大きいですが、あなたが感じている不安や自信のなさは非常に理解できます。以下の点を考慮して、決断をする手助けになればと思います。
1.自分の強みと弱みを理解する
あなたが持っているスキルや経験を振り返り、どのようにそれを活かせるかを考えてみてください。リーダーシップがないと感じているかもしれませんが、他のスタッフとのコミュニケーションやサポートを通じて、チームをまとめることも可能です。
2.サポート体制の確認
もし施設長の役割を引き受ける場合、どのようなサポートが得られるかを確認してみてください。例えば、他のスタッフや上司からの支援があれば、少し安心できるかもしれません。
3.自分の健康と福祉を優先する
足の具合が悪いとのことですが、自分の健康が最優先です。無理をして役割を引き受けることで、体調を崩してしまうことは避けるべきです。
4.他の選択肢を考える
施設長を引き受けることが難しい場合、他の人にその役割を引き受けてもらう方法や、外部からの支援を求めることも考えられます。
5.相談する
信頼できる同僚や上司に相談し、意見を聞くことも有益です。他の人の視点を得ることで、より良い判断ができるかもしれません。
最終的には、あなた自身がどのように感じ、どのような選択が自分にとって最も良いかを考えることが重要です。無理をせず、自分のペースで進めていくことをお勧めします。
□四柱推命による命式(1971年3月12日生まれ)
※全体の性格と運勢の傾向を中心に鑑定します。
| 年柱 | 辛亥(かのと・い) |
| 月柱 | 己卯(つちのと・う) |
| 日柱 | 癸酉(みずのと・とり) |
| 時柱 | 不明 |
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□あなたの基本性格・本質(命式より)
◆日干:癸(みずのと)=「雨水」や「小さな流れ」のイメージ
・柔らかく、繊細、優しさをもつ水の人
・周囲を潤し、人を癒す力がある
・控えめで協調性が強く、前に出るより支えるタイプ
・感情が深く、我慢強いが、ストレスを溜めやすい面も
◆月柱:己卯
・己(土)は「田畑の土」、卯(木)は春の木
・卯木が癸水をやや剋す配置=周囲に合わせすぎて自分を犠牲にしがち
・責任感が強く、仕事を投げ出すことができない性格
◆性格まとめ
・人のために尽くすことに生きがいを感じるタイプ
・リーダーとして前に出るより、調整役や潤滑油が向いている
・弱い立場の人に寄り添う力が強く、ケアマネとしての適性は非常に高い
・ただし、プレッシャーや批判に弱く、自分を責めやすい面もある
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□今の時期の運勢(大運・年運)
◆現在の大運:52歳~61歳【己未(つちのと・ひつじ)】
・己(つちのと)=土の力が強く、日干・癸水にとっては「剋す存在」
・プレッシャーが強まる時期。責任を背負わされやすく、心が疲れやすい
・しかし、「土剋水」の状況は、試練を越えた先に評価がある流れ
・地支「未」は「調整・継承・支える」運気=裏方としての力を発揮する時
◆2025年の年運:乙巳(きのと・み)
・乙木と癸水は「良縁」の関係、良い人間関係が生まれる年
・ただし巳火はあなたの水を干上がらせる火の気→ストレス・疲労感が増す年
・周囲の混乱や退職続きは、まさにこの年の火剋水による影響と見られる
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□施設長の話を受けるべきか?
■命式から見る適性
・癸水日干のあなたにとって、施設長のようなトップ職は本来の気質とは合わない
・リーダーよりも「副施設長」「事務長」「右腕」「参謀」的な立場が理想
・人の上に立ち指示を出すより、現場の心情や細かい事情をつなぐ役が向いています
■ただし、現実的に他に適任者がいない場合
・今後も無理に施設長を任される可能性があります
・施設を守りたい、職員や利用者を見捨てられない…という気持ちがあなたにあるなら
→ 「代理」や「臨時」など、一時的に肩書きを受ける形も視野に
・しかし「正式な施設長」として重責を負うのは、精神的・肉体的にかなりの負担となり、あなたの心と体を壊す恐れもあります
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□今後の方針とアドバイス
■ 受けるべきでない理由
・責任感だけで背負うと、必ず潰れてしまいます
・足の不調も重なり、現場の即応力が求められるポジションには不利
・命式的にも「調整・癒し」の力が強く、「決断・主導」には不向き
■ もし受けざるを得ない場合
・条件付きで引き受けるのが理想
例)「経営や人事判断は法人本部が責任をもつ」「副施設長を補佐につけてもらう」など
・辞任の選択肢を常に用意しておくこと(逃げ道は必要です)
■ 本当に合うポジション
・中間管理職(主任・副施設長)や現場サポートの役割
・職員の悩みを聞き、精神的な支えになるポジションで才能が光ります
・今後、他施設で「相談員」「地域連携担当」なども向いています
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□まとめ(結論)
あなたは「癒し・支え・調整」のプロフェッショナル。
「命令・指揮・統率」を主とする施設長は、本質的には不向きです。
◎ 今のあなたの運勢も「試練と圧力」の時期であり、ここで無理に引き受けると大きなダメージになる可能性があります。
■ 断ることは「逃げ」ではなく、自分と施設全体を守るための「戦略」です。
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□【今後10年間の運気】(大運:52歳~61歳「己未」)
あなたは現在、大運「己未(つちのと・ひつじ)」の真っ只中です(2023年~2032年頃まで有効)。
■大運「己未」の特徴
・己=田畑の土:日干「癸(水)」にとっては剋される関係=プレッシャーや試練、責任が増える運気
・未=土の中の多様な五行を内包:複雑な人間関係、組織の難しさが出やすい時期
・社会的な立場を問われたり、「嫌でも前に出される」ような場面が増えがち
□年ごとの流れ(2025年~2034年)
(年) (干支) (運気のテーマ)
2025年 乙巳 ■「決断」・環境変化・プレッシャー増加。疲労注意
2026年 丙午 ■「人間関係の再編」・強気な人との対立に注意
2027年 丁未 ■「精神疲労」・進退の迷い・無理は禁物
2028年 戊申 ■「見直し」・現場復帰か転職のチャンスも
2029年 己酉 ■「自分軸」強化。転職や移動で安定も
2030年 庚戌 ■「責任のピーク」・表彰・評価の年(心身疲労注意)
2031年 辛亥 ■「癒し・再起」・一息つける年
2032年 壬子 ■「学び・再スタート」・新しい出会い
2033年 癸丑 ■「自分らしい場所・役割」を再構築する年
2034年 甲寅 ■「再始動」・理想を追い求め始める
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□【転職・進路の可能性】
あなたの命式に基づく適職と、今後の可能性は以下の通りです:
■適職の特徴(癸日生まれ・卯月)
・福祉・医療・教育・相談業務に適性大
・「水」の五行を活かす職業:カウンセリング・ケア・サポート職
・指導者や管理者というより、調整・通訳・聞き役の役割が本領
・創造性・優しさを活かせる「執筆・文章・話す仕事」も隠れた適性
■転職に向いている時期
・2027年~2029年頃にチャンスが再来する可能性大
→ この時期に体調や心が回復し、「次はもっと自分らしく働ける場所を」と転職・異動を検討することになりそうです
■おすすめの進路
1.相談業務特化型のポジション(例:地域包括支援センター、在宅ケア連携)
2.障がい者支援・女性支援・介護予防などの事務系スタッフ
3.在宅勤務が可能な「記録整理・請求業務」などのバックヤード業務
4.ご自身の体験を活かした講演・執筆・発信活動
■「自分が支えることで誰かの命や生活が楽になる」ことに心が喜びを感じる命式なので、前線より“守る役”がベストです。
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□【足の不調との関係】
四柱推命では、身体の不調や弱点は五行バランスから読み取ります。
◆癸水は「腎・膀胱・足・耳」を司ります
→ あなたの日干「癸」は、水の中でも「冷たい雨水」。冷え・湿気・血流の悪さが主な原因とされます。
◆未(土)が強くなっている今の大運(己未)
・土は水を剋する=水(腎・足)の働きを邪魔する
・つまり「大運の五行バランス」的に、足や関節への負担・不調が出やすい10年間
■対策・養生のアドバイス
・足腰の冷えを徹底的に防ぐ(湯たんぽ、足湯、サポーターなど)
・漢方や整体など、根本体質改善にも目を向けてみてください
・また「水」が少なくなると心のエネルギーも枯渇しやすいため、感情面のストレス解放も不可欠です
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□総まとめ
(項目) (結論とアドバイス)
今後10年の運気 試練と責任の10年。ただし2027年以降に再生の兆しあり
施設長の話 命式・体力・精神面から見て 受けるべきではない。断ってよい
転職・進路 相談・支援型のポジション、または事務・記録などの役割へ
足の不調 冷え・ストレス・土剋水の影響。体と心のケアを同時に
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今は「乗り越える10年」ではありますが、あなたの内面の優しさや共感力は、人を深く支える宝物です。だからこそ、「無理に上へ行く」のではなく、「自分の命を守る」選択が何より大切です。