柿麻呂様
ご質問頂きありがとうございます。
小説家になるのが夢なのですね。
素晴らしい夢です。
まず先に応募時期ですが、出版社は応募を締め切ってから集まった作品を吟味しますので、
ご希望の出版社の締め切り日までに応募すれば宜しいかと思います。
では、どの出版社が良いかなのですが、柿麻呂さんのご相談内容の中に、柿麻呂さんの得意な小説の種類とジャンルの記載がなかったので、チャンスをつかみやすい出版社をお伝えしにくいのですが、その辺りも霊視させて頂き、お伝えいたしますね。
ご存知だとは思いますが、小説には純文学・大衆小説・ライト文芸・ライトノベルの4種類がございます。
【純文学】
ひたすら文章の美しさを追求したい。
丁寧な文体と心理描写を使いたい。
身の回りの出来事について、思想・私情を書き表したい。
【大衆小説】
娯楽性を追求した物語を書きたい。
現実世界を舞台にしたい。
主人公を含め、成人した登場人物を中心に使いたい。
現実で起こり得る出来事を題材に使いたい。
中年を読者層にしたい。
【ライト文芸】
娯楽性を追求した物語を書きたい。
主人公に20代を使いたい。
20代後半~30代の読者を狙いたい。
女性の読者層を狙いたい。
若者の悩み・葛藤を題材に使いたい。
重厚な物語や人間ドラマを重視したい。
異世界を舞台に使いたい。
超能力や魔法を多用したい。
異種族や魔物を登場させたい。
【ライトノベル】
話し言葉に近い、軽めの文体を使いたい。
娯楽性を追求した物語を書きたい。
若者を読者層にしたい。
主人公に10代の若者を使いたい。
人間ドラマよりも、戦闘や冒険を重視したい。
異世界を舞台に使いたい。
超能力や魔法を多用したい。
異種族や魔物を登場させたい。
物語のジャンル
冒険
ファンタジー
推理・ミステリー
ホラー
サスペンス
歴史
恋愛
SF
童話
文学
戦記
官能
こんな感じですね。
私の霊視ですと柿麻呂さんが目指しておられる小説の種類は、純文学または、大衆小説で、
物語のジャンルは、文学または歴史ではないでしょうか?
純文学でしたら岩波文庫、大衆小説でしたら集英社文庫が、チャンスを掴むのにとても良い出版社だと思います。
私の霊視が外れいているかもしれないので、違う種類やジャンルの場合の出版社も載せておきますね。
もし、小説の種類がライト文芸でしたらアリアンローズ、ライトノベルでしたら電撃文庫が、柿麻呂さんにとって、とても相性が良いと思います。
また、小説のジャンルが、SFや推理・ミステリーに特化しておられるようでしたら、
創元SF・推理文庫、ファンタジーでしたら、富士見ファンタジア文庫の相性がとても良いと思います。
その他のジャンルの場合は、上記に記した種類から出版社を選んでいただければと思います。
あと、手書き原稿は不可の新人賞と、OKの新人賞とがございますが、手書き原稿は読みにくいとのことで、手書き原稿不可の出版社がい多いです。ですので、応募規定をしっかりと読んで気を付けてくださいね。
最後に、柿麻呂さんのジャンルが純文学や、娯楽性よりも芸術性を重視されている場合は、以下に記載する内容は参考にはならと思いますが、一次選考で落とされる書き方と最終選考まで残る可能性を上げる書き方を載せておきますね。
☆ 一次選考で落とされる書き方
1、冒頭の四枚までに主人公の台詞が全然ないと落とされます。
台詞がなければ、主人公の性格が伝わってこないからです。
2、テレビのホームドラマでは定番のスタートの、バー、スナック、レストラン、家庭のリビング、キッチンなど、飲食シーンでスタートしている物語も落とされます。
新人賞は、他の人には思いつかないような物語を書ける新人を発掘することに主眼を置いて選考が行われるているので、似たような設定の物語は、落とされるてしまうのです。
最終選考まで残るチャンスを掴む書き方
1、一番良いスタートは、主人公がピンチで、既存作に見た記憶が無い場面からのスタートです。 この書き方がベストに近いです。
この書き方ですと、主人公のピンチで、下読み選者のハートを掴む可能性がとても高くなります。
柿麻呂さんが最終選考まで残って小説家になられている姿が視えますので、今は努力を積み重ねて、是非夢を掴んでくださいね。
柿麻呂さんが小説家になられるようお祈り申し上げます。
頑張ってください。