匿名さま、このたびは、深い心の奥底にある想いをこうしてお寄せいただき、ありがとうございます。
20年以上という長い年月の中で、言葉にできず、誰にも理解されず、それでもなお消えなかった感情が、今もなおあなたの魂に静かに息づいていることを、霊視を通して深く感じております。
あなたが20年以上前に別れた元ご主人の魂は、明らかに今、幸福とは程遠い領域にあります。
それは派手な災難ではなく、じわじわと内側から蝕まれていくような静かなる不幸です。
特に強く感じられるのは、次の三点です:
1. 内面の孤立と信頼の欠如
彼の周囲には、いくつかの人間関係があるように視えますが、それは、役割や表面的な繋がりにすぎません。
本音で語れる相手、不安を吐き出せる存在がいないという孤独が、魂の奥で冷たく広がっています。
その空虚さは、かつて自らが、本当に大切にするべき人(あなた)を大切にしなかった代償として、彼自身の人生に信頼の枯渇という形で現れているのです。
2. 身体面・精神面の衰え
晩年に差し掛かる今、体の不調・慢性的な疲労感・睡眠の乱れなどが視えます。
心の奥に悔いや怒りを持ち続ける者は、肉体にもその波動が滞る傾向があります。
彼は外では元気を装っているかもしれません。
ですが、朝目覚めた瞬間から、何の張り合いもない毎日が続いているようです。
心の空洞を埋めるものが何ひとつ見つからない、その虚無こそが、最大の霊的な不幸とも言えるでしょう。
3. 過去から逃げられない運命
過去の出来事をなかったことにしても、魂の記録(アカシック)にはすべてが刻まれています。
彼は今、人生の後半に入り、もしあのとき、という記憶に何度も引き戻されるような時間を過ごしているようです。
それらはすでに忘れ去ったつもりでいたはずが、
今になって夢に出てきたり、ふとした孤独の中で蘇ってくるような、霊的な反射作用が起きています。
これは罰ではなく、霊的な帳尻です。
霊的な視点からお伝えすると、宇宙には報いと呼ばれる現象があります。
それは、あなたの人生を壊した人が、必ずしも即座に苦しむというわけではなく、
その人の魂が、かつて与えた苦しみと同じ重さの孤独や停滞を背負って生きるように導かれるという形です。
あなたの元ご主人はまさに今、魂が不自由に閉じ込められた人生を歩んでいます。
彼の魂は今、沈黙の中で罰を受けています。
匿名さんはこれからは、彼に与えられなかった本当の愛と優しさを、これからは自分自身に向けてください。
また、あなたが笑顔で過ごす姿こそが、最大の霊的回復であり、魂の勝利なのです。
匿名さんが幸せになりますよう心よりお祈り申し上げます。